本からアイデアを得たら書き留める癖をつける
「読書をしながら印象に残った事を書いてみる」の記事では、、印象に残ったことや、学んだと思った事を紙に書き出すことで、自分の成長につなげるという内容をご紹介しました。
これに関連して、本を読んでいるとアイデアを思いつくことがよくあり、このアイデアを必ず書き留める習慣をつけることをお勧めしたいと思います。
ビジネス書を読んでいるときであれば、新しいマーケティング戦略であったり、宣伝方法を思いつくことがあるかもしれません。新商品のアイデアを思いつくかもしれませんね。また、自己管理の方法として、試してみたいことが出てくるかもしれません。
そうした場合、頭に浮かんだアイデアを、ノートでも裏紙でも何でもいいので、紙に書き留めておきましょう。パソコンにテキスト形式で打ち込んでおいてもいいでしょう。
当たり前のことのように思うかもしれませんが、実際に手を動かしてアイデアを書き留めるということは、意外にしないものです。
そして、書き留めなかったものは、多くの場合、忘れ去られます。
これは、とてももったいないことのように思います。
なぜならアイデアを思いつくということは、新しいチャンスが手に入ろうとしている瞬間だからだと思うからです。
そのアイデアを実行すれば、想像だにしなかった展開が待っているかもしれません。新しい可能性が開けるかもしれませんよね。
書き留めることはお金もかからないですし、手間もかかりません。実行してみる価値はあると思います。
書き留めたアイデアは、しばらく寝かしておくと良いとおもいます。1週間でもいいですし、半年〜1年でもいいと思います。
すぐには実行できないものかもしれませんし、あとから見直すとどうでもいいようなアイデアに思えるかもしれません。逆に、書き留めたアイデアからさらにアイデアが広がるかもしれません。
いずれにしても、新しい行動への1歩となることは間違いないと思います。
私の場合、一例を挙げると、ビジネス書を読みながら宣伝方法を試すということをやったことがあります。
ホームページで商品を売るときのアイデアを本を読んで思いつき、それを書き留めて実際に実行すると言うことを試しました。
また、私生活の場合には、本を読んでいて行ってみたい地域を見つけた場合は、とりあえず書き留めて、機会があったら行ってみるという事をよくやっています。
たとえば、隅田川のところに長命寺というお寺がありますが、ここは昔徳川家光が鷹狩の際に、腹痛で立ち寄り、そのお寺の水を飲んだところすっかりおなかが治ったために、「長命寺」という名前になった、というような話を読みました。また、この近くに江戸時代から売られている「桜もち」と「言問団子」という和菓子が食べられる、という話をあわせて読んだため、ここを行きたいところリストとして書き出し、半年後くらいに実際に行ってみたということもあります。
仕事に直結するアイデアでも、私生活を楽しむためのアイデアでも何でもいいので、本を読んでいて何かアイデアが浮かんだら、書きとめておくといいと思います。