古本を高く売る方法
古本を高い値段で買い取ってもらうにはどうすれば良いでしょうか?ここでは、高い価格で売るための2つの方法と、おすすめのお店をご紹介します。
戦略1 高価買取リストや買取価格検索を利用する
ネットの古本買い取りサービスでは、事前に本の買い取り価格を検索できるところがいくつかあります。また、検索はできなくても高価買取リストをホームページに掲載しているところもあります。
[ブックサプライで査定価格を検索した例。2006年発売の書籍(定価1,728円)が定価の半額に近い751円で買い取ってくれる(2016年時点)]
買取価格の検索ができるお店 | ブックサプライ ネットオフ |
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高価買取リストがあるお店 | メディア買取ネット 専門書アカデミー ブックオフ |
本を少しでも高く売れるようにするためには、これらのサービスを使って1冊ずつ値段を確認して高く売れるかどうかを探すと良いです。私も買取価格の検索サービスを使って、実際に高く買い取ってくれるところを探しました。
注意点としては、この方法で高く買い取ってくれるところを見つけた場合、素早く発送することが大事です。本の買取価格は日々変動しています。ぐずぐずしていると、高価買取リストに載っている本を送ったのに思ったような値がつかなかったということも起こります。
高価買取リストを1週間という短さで更新しているようなところもあります。先週売っていたら高値で売れたのに、今週はリストに載っていなくて安値になってしまった、という残念なことになりかねません。高値で買い取ってくれることがわかったら、即発送くらいの素早さが大事です。
おすすめはブックサプライ
以前、ブックサプライという買取サービスを実際に利用して、非常に高い買取価格がつきました。
詳細はこちら → 本・CD・DVD/Blu-ray・ゲームの買取なら【ブックサプライ】
ほぼすべての本の買取価格がわかりますし、高い値段がつきやすかったです。実際にブックサプライを利用したときには13冊出して、6000円もの高い値段がつきました。これには感動しました。とてもおすすめですので、一度利用してみてください。
参考:ブックサプライの買取価格とレビュー。
高値がつかなかった本はどうすればいい?
買取価格の検索で高値がついた本はそこで売ればよいということがわかりましたが、では残りの安値がついてしまった本はどうすれば良いでしょうか?
たとえば小説の文庫本や大ベストセラー本などは残念ながら安値がつくことが多いです。最悪1円ということもあります。マーケットの需要を見て値段を決めているようなところは安値がつきやすいです。良く売れている本というのは、裏を返せば古本市場に出回ってしまい、価値が下がります。
このような場合の判断は難しいところなのですが、私はいろいろな買取サービスを利用した結果、メディア買取ネット、Vaboo、ネットオフの3つのうちから選んで利用しています。実際に、これらのサービスを利用してみた結果、他の買取サービスで安値がつくようなものでも、高値で買い取ってくれました。
最近はブックサプライで値段を検索して高い価格がつくものはブックサプライで売り、安いものはメディア買取ネットで売るようにしています。
戦略2.本の分類を行って各ジャンルの得意なお店に売る
本を高い値段で売るためには、まず古本買取を行う各お店の特徴をおさえておくと良いです。お店によって得意なジャンルがあります。得意なジャンルの本を売ると高値がつき、不得意な本を売ると安値がつきます。
高値で買い取りをしてもらうための戦略としては、売りたい本を以下のジャンルにわけ、それぞれのお店に売ると高い値段で買い取ってくれます。
得意ジャンル | 店舗名 |
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発売後1年以内の書籍 | Vaboo Valuebooks |
ビジネス書 | Valuebooks |
専門書、技術書 | ValueBooks 専門書アカデミー |
大学の教科書 | 専門書アカデミー |
マンガ | 漫画買取ネット |
各店舗の詳細レビューはこちらから参照できますのでご利用ください。
→ ネットの古本宅配買取サービス
調べたり分類するのが面倒ならこのお店がおすすめ
上の戦略1.2.では価格を1冊ずつ調べたり書籍を分類したりなど、作業が発生しました。本が少ないときは大した手間ではないのですが、色々なジャンルの本が何十冊にもなってくるとどうしても面倒です。
そんなときは、比較的高い価格が出やすい業者を使ってまとめて送りたい、と思いますよね。実際、私はいろいろな買取サービスを使ってみて、高い価格が出やすいサービスというのがわかってきました。もし、本を大量に売りたいとか、調べるのが面倒だという場合には、以下の買取業者がおすすめですので、是非利用してみてください。専門書や技術書、ビジネス書など、他の業者に比べて高い査定価格が出やすいです。
本・CD・DVD/Blu-ray・ゲームの買取なら【ブックサプライ】 | |
■買い取ってもらった本の種類 ・ビジネス書 ・コンピューターの専門書 合計:13冊 ■買取価格 6,030円 ブックサプライのレビュー |
買取王子 | |
■買い取ってもらった本の種類 ・コンピューターの技術書等 合計:21冊 ■買取価格 1,498円 買取王子のレビュー |
漫画買取ネット | |
■買い取ってもらった本の種類 ・コミック 合計:47冊 ■買取価格 2,492円 漫画買取ネットのレビュー |
本・漫画セットの高価買取 Vaboo | |
■買い取ってもらった本の種類 ・文庫本 ・ハードカバー ・マンガ 等 合計:46冊 ■買取価格 968円 Vabooのレビュー |
発送する際の注意事項
買取値段の検索などで高い価格で売れることがわかっても、発送の際に傷ついてしまっては元も子もありません。高く売るためには状態がいたまないように注意して梱包作業をするようにしましょう。
注意点は以下の2つです。
(1)本は水平に積む
(2)本と段ボールの隙間に新聞紙や広告などの緩衝材をつめる
本を縦に置いてしまうとページや表紙が折れ曲がったりして価値が下がってしまいます。また、輸送中に動いて本の山が崩れてしまい、傷んでしまうこともありますので本が動かないように空いた隙間には新聞紙や広告などを詰めてしっかり固定しましょう。
普段から気をつけること
高く売るためには書籍の状態は大事になります。日ごろから気をつけていないと査定価格減額の対象となってしまい、最悪買取不可になってしまいます。
具体的には次のようなことが該当します。
(1)しおりのかわりに表紙を利用しない
本を読んでいて途中で読むのをやめるとき、しおりの代わりに本の表紙を使うことがあると思います。このようにすると表紙が伸びてしまったり、変な折り目がついてしまうことになりますので、査定価格が下がる原因になります。
(2)日光の当たるところに置いておかない
日光のあたるところに本を置いておくと、表紙の色が変わってしまいます。これも査定金額の減額になります。
(3)折り目をつけない
気になる部分がわかりやすいようにページに折り目をつけたりする人がいますが、これも商品価値を下げてしまいます。特に表紙を折って型をつけてしまうと折り目が目立ってしまい、減額の対象となります。
(4)書き込みをしない
大事だと思う箇所にマーカーで色を付けたり、線を引いたりしていませんか?これは、明らかに本の価値を下げてしまいます。書き込みの量が多いと、値段がつかなくなりますので、絶対売らないというような本でない場合には書き込みはしない方が良いです。
(5)読んでつまらない本は早めに売る
なるべく商品の状態が良いうちに売ってしまうということもあるのですが、発売日から日が経っていない商品ほど高く売れるという傾向があります。新刊を買って読んでみたけどつまらなかったとか置いておく価値はないかな、と思ったらすぐに売りに出す方が高い値がつきます。