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Amazon Echoで本の読み上げを行う方法と感想




AmazonのAIスピーカー「Echo」を利用すると、本を声で読み上げてくれます。これまで目で行っていた読書を耳ですることができるようになり、「ながら読書」ができるなど、時間の有効活用にもつながります。

ここでは、Amazon Echoを用いた本の読み上げの方法と、実際に利用してみた感想をご紹介したいと思います。


◆このページの内容
   



Kindle電子書籍を声で読み上げてくれる


Amazon EchoはAmazonで購入したKindle電子書籍の読み上げに対応しています。


読み上げに対応しているのはビジネス書や新書、小説などです。マンガやページのレイアウトが固定されたものなどは読み上げに対応していません。


本の内容を声で読んでくれるので、耳で聞いて理解することができます。読書をするというとじっくり腰を据えて本を読むというイメージがあるかと思いますが、Amazon Echoを使うと耳で読書を楽しむことができます。そうすると、下で紹介しているように何かをしながらでも読書するという、「ながら読書」が可能になり、時間を有効に活用することができるようになります。





家事やエクササイズをしながらなど、「ながら」で本が読める優れモノ!




仕事や家事、育児などで忙しく、本を読む時間がなかなかとれないという人は多いのではないかと思います。1か月に読んだ本が1冊もない人が年々増えているのは、その1つの証拠ではないかと思います。


しかし、Amazon Echoを使うと電子書籍の読み上げを行ってくれるので、何か用事をしながら本を耳で聞くことができます。


家事をしながら、腕立てや腹筋などのエクササイズをしながらなど、何かをしながら本を読むことが可能になるのは、とても効率的ですね。


車にAmazon Echoを設定して車の運転中に本を耳で聞いている人もいるようです。なかなか充実した時間の使い方ができそうです。


忙しくて本を読む時間がないという人には、とてもおすすめの方法です。




スマホアプリ(Alexa)から操作する方法


(1)スマホからAlexaアプリを起動します。


(2)画面左上にあるメニューボタンをタップすると、下のようなメニューが表示されますので、「ミュージック&本」を選択します。







(3)一番下にある「kindle」をタップします。






(4)Alexaで読み上げ可能な本の一覧が表示されます。これまでAmazonで購入した電子書籍が含まれていて、その中で読み上げ可能なものが表示されています。
この中で、読み上げてもらいたいものをタップすると、Amazon Echoによる読み上げが始まります。






(5)画面の一番下にあるマーク(赤で囲ったもの)をタップすると、本の詳細が表示されます。再生・停止などをコントロールすることができます。

早送りもしくは巻き戻しもできます。「30」と書いてあるところをタップすると、戻ったり進んだりできるのですが、単位が「文字数」なのか「秒」なのかよくわかりませんでした。実際に操作してみると、約30秒の間に読み上げる文字数分だけ移動できるような感じでした。

残念ながら、読み上げるスピードをコントロールすることはできません。







また、再生リストのタブをタップすると、本の各章が表示され、好きなところから再生することができました。本の途中からでも読み上げを開始することができます。




声で操作する方法


Amazon Echoに向かって以下のように話しかけるだけで、読み上げを開始してくれます。とても簡単です。

「アレクサ、本を読んで」
「アレクサ、(本のタイトル)を読んで」


止めるときは、以下のように言えば良いです。

「アレクサ、止めて。」
「アレクサ、ストップ。」


読み上げるスピードをコントロールすることはできません。



実際にAmazon Echoで読み上げを試してみた感想


Amazon Echoで読み上げを行うのはとても簡単で、スマホでも声でも操作することができました。


私は普段Kindle Paperwhiteを使って読書をしていて、「アレクサ、本を読んで」というと、Kindle Paperwhiteで読んでいた本の続きを読み上げてくれるのは便利だなと思いました。ちょっと時間がなくて、家の用事をしながら本の内容を耳で聞くことができるのは、時間の有効活用になってとても良いです。


ただ、本のタイトルを指定してKindle本を読みたいと思ったときには、タイトルをちゃんと覚えていないといけません。「あの本のタイトルなんだっけかな?」ということもよくあって、どうしても思い出せないときは声で操作ができません。そのような場合はアプリから本を指定してあげると、ちゃんと読み上げてくれます。


巻き戻しや早送りを声で操作する方法はよくわからなかったのですが、アプリからだと簡単に実行できました。


声とアプリをうまく使い分けてあげると良いです。


読み上げのクオリティーですが、時々たどたどしくなったりアクセントがおかしかったりすることはあるものの、おおよそ大丈夫です。コンピューターが読み上げるから変な読み方になるんじゃないかなと思ったのですが、最近の技術はすごく進歩しているようで、かなり自然な日本語で読み上げてくれます。とてもびっくりしました。


ただ、読み上げるスピードをコントロールできたり、もう少し感情が入るような読み方だったらいいなと思ったりなど、まだ改善の余地はあるかなというのが率直な感想です。


また、Kindleでは洋書がとても充実しています。もちろん洋書も読み上げに対応しているので、英語の勉強に活用することもできます。実際に洋書の読み上げも試してみたところ、きれいなネイティブ発音でした。英語でリスニングの勉強をしている方は、とても強い味方になってくれるのではないかと思います。



まとめ


Amazon Echoで実際に電子書籍の読み上げを行ってみたところ、かなり自然な声で読み上げてくれました。

声だけでは少し操作しづらい部分もありますが、アプリも活用することによって耳で読書をすることができそうです。

なかなか忙しくて読書の時間がとれないことも多いので、うまく活用して時間を効果的に使いたいと思っています。

 Amazon Echo



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