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電子書籍で読みやすい本と読みにくい本


 私は電子書籍をよく利用していますが、とても読みやすい本だなと思うものと、読みにくいなと思う本があります。電子書籍の方が安いですし、Kindleなどのリーダーに何冊も保存ができるので積極的に活用したいのですが、中には紙の書籍の方が読みやすいものがあるのも事実です。


では、いったいどのようなものが読みやすくて、どのようなものが読みにくいのでしょうか?以下の表をご覧ください。

読みやすいもの 読みにくいもの
・小説
・ビジネス書
・文学
・教養
・マンガ

文字が中心のもの
レイアウトが固定されていないもの
・雑誌
・写真集
・マンガ
・技術書
・参考書

写真や装飾デザインが多用されているもの
レイアウトがカチッと決められているも


それでは、順番に見ていきましょう。


読みやすい電子書籍は?


上の表にもまとめたように、読みやすい電子書籍には次のようなものがあります。

小説
ビジネス書
文学
教養
マンガ

基本的に文字が9割以上を占めるような本は、電子書籍としてとても読みやすいです。電子書籍リーダーでは文字のサイズに応じて、1ページに表示される文字数が自動的に変わってきます。読みやすい大きさで文字サイズを変えても、レイアウトが崩れることがないのでストレスがありません。


下でも紹介していますが、基本的に読みづらい本というのは、紙面のレイアウトがカチっと決まったタイプのものです。その点、文字が中心の本というのはレイアウトが決まっていませんので、電子書籍としてとても快適に読むことができます。普段よく読む本が、小説や文学、ビジネス書などであれば電子書籍はとても便利に感じるのではないでしょうか。


読みやすい本としてマンガを挙げていますが、マンガは使用する電子書籍リーダーや視力の状態によっては読みづらくなる場合があります


たとえば、マンガはレイアウトがカチっと決まっていますので、使用するリーダーによっては拡大・縮小ができません。そのため、1画面に1ページが表示される形になります。kindle paperwhiteなどの6インチ程度の大きさのリーダーだと、目が元気で、小さな文字が苦痛にならない10代〜30代後半くらいの方までであれば読みづらさはないと思います。

同じkindle paperwhiteでもマンガモデルのものであれば、拡大・縮小ができるので文字や絵が見やすくなります。ただ、小さい端末だといちいち手でピンチ操作をしないといけないのは面倒かもしれません。その場合には、iPad Proなどの大きなタブレットで読むなどの工夫が必要になります。



読みにくいものは?


一方で読みにくい電子書籍としては次のようなものがあります。

雑誌
写真集
マンガ
技術書
参考書

雑誌や写真集などの写真や装飾デザインが多用されていて、誌面のレイアウトがカチっと決まったタイプの書籍は読みにくいです。画面に1ページ分が表示されるため、文字が小さくなります。拡大・縮小ができる端末でも、毎回手で拡大・縮小をするのは面倒に思うかもしれません。


また、コンピューターの技術書なども読みづらいと感じます。読むだけなら電子書籍でも良いのですが、技術書は何度も参照しなおすという性質があります。あいまいな記憶を頼りに目的の箇所を探し出すとき、紙の書籍はパラパラと手でめくって目的のページを見つけるのは容易なのですが、電子書籍の場合はこのようなアナログ的な探索がやりづらいです。


技術書だけでなく、参考書的な形で何度も見返すタイプの使い方をする本の場合には、電子書籍ではなく紙媒体の書籍をおすすめします。


まとめ


普段よく読む本の種類を考えて、電子書籍にするか紙の書籍にするかを検討するのが一番良いです。小説やビジネス書などをよく読むのであれば、電子書籍は経済的にも紙の書籍よりも安いですし、置く場所にも困りません。非常におすすめです。

一方で、雑誌などの写真が多用されるようなものを読んだり、参考書的な読み方をするような場合には、電子書籍は読みにくいと感じるかもしれません。紙の書籍を購入することをおすすめします。

実際に、kindle paperwhiteやamazon Fire HDタブレットで電子書籍を読んだときのレビューをご紹介していますので、参考にしてみてください。

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