記事内に広告を含む場合があります。

消費者庁が問題としている「誇大な宣伝や表現」とならないよう配慮し、コンテンツを制作しておりますのでご安心ください。万が一、不適切な表現など見つけられましたら、お問合せフォームからご連絡頂けると幸いです。

電子書籍のメリットとデメリット


電子書籍を買ってみようかどうか悩んでいる人はいませんでしょうか。実は私も最初は電子書籍なんて買わないと思っていた一人でした。しかし、マンション住まいで本を置くスペースがないという現実問題に直面し、電子書籍を利用するようになりました。


そして実際に利用してみると、電子書籍には神の書籍にはないメリットとデメリットがあることを理解することができました。ここでは、私が実際に電子書籍を読むようになって感じたメリットとデメリットを紹介したいと思います。


このページの内容
   

本の置き場所に困らなくなる


電子書籍を読むようになってうれしかったことの一つとして挙げられるのが、本が増えても置き場所に困らなくなったということです。


私は現在マンションに家族4人で住んでいますが、マンションはとにかく場所がありません。特に子供ができてからは、子供のものが優先的に増えていき、余計に狭く感じるようになりました。それまでは、私は本棚を5つも6つも持っていたのですが、不要な本を売却して本を減らし、家族が快適に過ごすためのスペースを作らなければなりませんでした。ただ、新しく本を購入して、また書籍が増えてしまっては元も子もありません。


そこで考えたのが、電子書籍の購入ということでした。電子書籍はデジタルデータなので、Kindleなどの電子書籍リーダーの中にすべて納まります。かさばることはありません。何百冊と購入しても全く置き場所に困らないのはとても便利で、家族みんながハッピーになりました。




本を汚さずにマーキングがしやすく、読書による効果が得られやすい


本から知見を得て自分の成長に活かす、というのは読書の醍醐味の1つです。本から知識を吸収するためには、読みっぱなしではなく、大事な箇所にマーキングしたり、ノートにまとめるなどすると効果的です。


しかし、本に直接書き込むと本が汚れますし、誰かに見られたときに恥ずかしい気持ちになります。ノートにまとめるのも面倒ですし、時間がかかってなかなか長続きしません。


電子書籍であれば、マーキングの機能がとても充実しています。Kindle PaperwhiteFire HDタブレットを使うと、チェックしたい箇所を指でなぞるだけで簡単にハイライト表示することができます。




チェックした箇所はリーダー側で自動的にまとめてくれていますので、後からまとめて読み返すことが簡単にできます。Amazonのサイトでもマーキングした箇所を参照することができ、それをメモ帳やWordなどにコピペして印刷すれば、本で得られた自分だけの知見ノートを簡単に作成することができます。




それを時々見返して復習すれば、自分の成長が感じられることでしょう。





   

紙の書籍よりも安い


電子書籍は実際に紙に印刷する必要もなく、配送料もかかりませんので、費用を安く抑えることができます。そのため、紙の書籍と比べると安価に購入できるものが非常に多いです。


ものによっては数百円以上も安く購入できるものもあります。この差額分が積み重なると、浮いたお金を新たな書籍の購入費用にあてたり、ランチ1食分の費用を捻出することもできるようになります。


節約という観点でも、電子書籍はメリットが大きいです。




手に取ってパラパラめくることができない


手に取って直接ページをパラパラとめくるというのは、紙の書籍ならではの楽しさだと思います。本の概要を掴むこともできますし、たまたまめくったページの1文に目が留まって、そこから本の世界にはまっていくということもあるでしょう。


電子書籍ではページをパラパラめくる、ということが残念ながらできません。1ぺージずつめくっていくか、それとも目次や文中に挿入されているリンクから、直接該当箇所に飛ぶ、ページ番号を指定して該当ページを開くということしかできません。


また、紙の材質を味わうという感触もないところが少し寂しくもあります。




目的の場所を見つけ出しにくい


紙の書籍だと「そういえばあの辺に書いてなかったっけ?」と勘を頼りに、本をめくって探し出すことができます。違っていた場合でも、別のページをめくることはとても簡単です。また、ページをめくっている途中に、目的の場所を偶然見つけ出すというようなこともできます。


しかし、上述したように電子書籍だと、パラパラとページをめくることができず、1ページずつめくっていくか、目次を利用したり、ページ番号を直接入力して該当ページに飛ぶ、というやり方しかできず、とても不便に感じます。目的のページを探し出すのに時間がかかります。


ページをパラパラめくっていくときのように、全体をおおまかにスキャンして探すということは電子書籍は苦手で、そこはちょっと不便だなとおもっています。




人によっては所有感が得られにくい


紙の書籍だと、購入したものを本棚に並べることができます。本棚を眺めて、「こんなに本を持っているんだ!、いろいろ読んだなぁ」というような所有感を感じることができます。


しかし、電子書籍はすべてデジタルデータですので、すべて電子書籍リーダーの中に入っていて、本棚に並べることができません。もちろん、電子書籍リーダーを開けば、どんな本を持っているのかはちゃんとわかるようになっています。


しかし、実際に手に取ることができないことで、所有感を感じられない人もなかにはいます。現に私の周りにも、所有感が感じられないから電子書籍は利用しないという人もいます。本棚に本を並べるのが好きな人などは、このような傾向があるように思います。




配送時間がゼロだから、配達の受け取りが不要


電子書籍を購入すると、データが端末にダウンロードされて読むことができるようになります。購入から読書開始まで1分もかかりません。とても便利です。


紙の書籍だと、購入してから自宅に配送されるまで2〜3日かかります。また、宅急便の受け取りも必要です。


最近はネット通販の拡大で、宅配便業者が悲鳴を上げているというニュースが聞かれるようになりました。ヤマト運輸に負担をかけないために私たちができることのページにも紹介しているように、電子書籍を利用すれば、配達がないので宅配便業者に優しい買い物ができます。荷物の受け取りのために、自宅にいなければいけないというプレッシャーもありません。




複数の本をまとめて持ち出せる


紙の書籍を何冊かカバンに入れて持ち運ぶのは重たくてかさばります。電子書籍であれば電子書籍リーダーを持ち運ぶだけでよく、何百冊の書籍を購入しても重さは変わらず、かさばることもありません


通勤や出張などで何冊か本を持ち歩くような場合には、とてもメリットを感じられます。




文字の大きさを変えて読むことができる


紙の書籍だと文字の大きさが一定です。中にはとても小さな字で読みづらいと感じるものもあります。しかし、電子書籍だと簡単に文字の大きさを調節することができるので、読みやすい大きさで読書を楽しむことができます。





雑誌など、写真やイラストが用いられて紙面のレイアウトがカチっと決められているものは、文字自体の大きさを変えることは無理ですが、スマホのようにピンチ操作(指でつまんだり、押し広げるような操作)をすることで拡大・縮小が簡単にできます。



名作が驚くほどの低価格で手に入る



電子書籍は紙の書籍よりも安価なことが多いのですが、いわゆる古典的名作は驚くほどの低価格で手に入ります。0円のものも珍しくありません。


たとえば、夏目漱石や江戸川乱歩、太宰治の作品などは0円で手に入ります。


また、全集などもワンコインでお釣りが来る価格で手に入ることも多いです。
たとえば芥川龍之介全集、夢野久作全集など、著名な作家の全集がびっくりするほどの低価格で手に入ります。


紙の書籍で全集をそろえると場所もとりますし、お金もかかります。しかし、電子書籍であればこれらの心配はまったくないのが、大きなメリットですね。








電子書籍で読書スタイルを変えよう!に戻る