読書日記をつけて本の内容を吸収する
読んだ本の内容を自分のものにするための方法として、読書日記をつけると効果的です。
日記と聞くと毎日つけなければいけない気になってしまいますが、そんなことはありません。読んだときに、簡単にメモする程度の気持ちでつけていけばOKです。大事なのは続けること。そして、本から得た知識やアイデアを1つでも多く蓄積していくことにあります。
日記の形式は好きなものでかまわないと思いますが、ここではカレンダーを使った方法をご紹介したいと思います。
カレンダーには1ヶ月全体が見えるパターンと週ごとのパターンとがあると思いますが、好みに応じて使い分けてみると良いかと思います。
どんな内容を書いていくかと言うと、まず読んだ本のタイトルと著者名を記入します。複数の著者がいる場合は、1人だけ書いておけばいいでしょう。
そして、印象に残ったことや学習したこと、実践したい事、ひらめいたアイデアなどを少なくとも1つ記入します。このときに自分の言葉で書くのが大事です。自分の言葉で書くことによって、本から得た知識が自分のものとして吸収されやすくなります。
書くことが多ければそれにこしたことはありませんが、あれこれ詰め込もうとすると書くスペースもあまりないですし、何より続かなくなってしまっては意味がなくなります。できるだけ自分にとって本当に大事なことに絞って記入するのが良いと思います。
では何に読書日記をつけていくかと言うと、手帳を使ってみてもいいですし、パソコンで使えるカレンダーでもいいとおもいます。手帳のメリットは持ち運びできる点、ペンで気軽に記入できる点やパラパラめくって何度も確認できる点にあります。アナログ派は手帳がおすすめです。
パソコンで記録する場合は、インターネットで使えるカレンダーを使ってみるのも良い方法です。ネットにつながっていればいつでもどこでも確認できるのが良いですし、今ではスマートフォンからもアクセスできるので、電車やバスに乗っていても確認できるのが魅力的ですね。スマホを持っている人はこちらが便利かもしれません。
1ヶ月に5冊の本を読んで本から得た知識を1つずつ記入していけば、3ヶ月で15個の知識が蓄積されます。1年続ければ、60個の知識がたまります。5年続ければ300個です。
もう少しがんばって、1冊の本を読んで5つずつ知識やアイデアなどを記入すれば、3ヶ月で75個、1年で300個、5年続ければ1500個もの知識が自分のものとなります。これはとてもすごいことですね!!
日記に書くことによって自分が獲得した知識を可視化できるだけでなく、数値としても把握できます。この数が増えていくことで読書をするモーティベーションアップにもつながりますので、読書&学習への意欲がさらに高まると思います。
これを暇なときに時々見返してみてください。自分が獲得した知識を何回も見ることで、より確実なものとなっていくと思います。