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中国史と人生が学べる不朽の名作『三国志』・漫画界の巨匠横山光輝作

 
『三国志』といえば、横山光輝さんの「横山三国志」と言われるほどの超有名漫画。


横山光輝さんは、手塚治虫、石ノ森章太郎と並ぶ漫画界の巨匠。『鉄人28号』、『伊賀の影丸』、『仮面の忍者 赤影』、『魔法使いサリー』、『コメットさん』、『バビル2世』などビックリするほどの有名ヒット作が多数あります。


ちなみに、生地である神戸市長田区には、直立時18mに及ぶ「鉄人28号」の巨大モニュメントがあります。私も見に行きましたが、近くでみるとかなりの迫力ですよ!

鉄人28号 モニュメント|神戸公式観光サイトFeelKOBE


『三国志』で横山光輝さんは1991年、第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しています。『三国志』は、1971年から1987年まで、『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』に連載されました。単行本は全60巻。文庫は全30巻。連載開始50年近くたった今でもゲーム化、グッズ化、ラインスタンプ化されるなど人気が衰えることはありません。2020年5月時点で累計発行部数はなんと8000万部を突破しています!!!


「三国志ロワイヤル」,横山光輝氏の漫画「三国志」とのコラボが開催


三国志ちょっと興味あるけど長いし、複雑だし……と思っているかもしれませんが、これを読むとすっきり整理!……とは残念ながらいきません。黄巾の乱に始まり蜀の滅亡までを描ききった長編大作なので、出来事が盛りだくさん。


読んでいるうちに時々復習しないと、最終巻になるころには初期のエピソードは忘れています(笑)。しかし、ストーリーが面白く、エピソードが魅力的なので、どんどん読み進められることはまちがいないです。見せ場や注目すべき人物が多すぎて忘れてしまうんでしょうね。細かいことは無理かもしれませんが、歴史の流れ、因果関係などの概要はしっかり理解できますので、ご安心を。おそらく教科書程度の内容なんて、簡単すぎて朝飯前になるはずです。


登場人物は、蜀漢の初代皇帝・劉備玄徳、蜀の五虎大将軍筆頭・関羽雲長、蜀の将軍・張飛翼徳をはじめ、おそらく中国史上もっとも有名かつ人気が高い諸葛亮孔明。この4人は、歴史に詳しくなくても誰もが知っている有名人ですが、もちろんこの4人以外にも趙雲、黄忠、馬超、馬謖、姜維、魏延、曹操……こちらには書ききれないほどの錚々たる人物が登場します。普通だと覚えきれないなじみのない漢字の名前、複雑で整理できない人間関係ですが、『三国志』読むと人物相関図まで書けそうになるのは、面白い漫画のおかげだと思います。
 

学生のころと違って大人になると、特に社会人になってからは、あまり漫画の話をしなくなりますが、それでも『三国志』は、話題に出てきた数少ない漫画の一つだった気がします。「三国志を読んで中国が大好きになった。」「長いけど、面白いよ。」「絶対読むべき!」など、会社の同僚、上司からも絶賛する声多数。


確かに、感動したり、感心したり、ワクワクしたり、腹が立ったり、哀しくなったり……いろんな感情を思い出させてくれる漫画です。人生の悲喜こもごも、複雑な人間心理などいろんなものが詰まった三国志は、名言の宝庫でもあり、大げさかもしれませんが、読んだ後の人生に影響を与えそうですね。こういう人生の指南書的な役割を担っているところも人気の秘密なのかもしれません。


あまりにも有名な漫画なので、あらすじなどの詳細は省略します。読みやすくて面白くてどんどん読んでしまうので、注意が必要です。大事な試験前や仕事の締め切り前には、手を出さないよう気を付けてください (笑)。

 中国史はもちろん人生勉強にもなる漫画、横山光輝さんの『三国志』、おすすめです。


 三国志(横山光輝)





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