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王道少年野球漫画『MAJOR』と続編『MAJOR 2nd』夢の舞台へかけあがれ!でおなじみ

 

『MAJOR』の連載開始は、1994年。その27年後の現在もその続編が連載中という人気漫画です。我が家では、あるプロ野球選手のインタビューをきっかけに『MAJOR』のことを知ったのですが、親子でドはまりしました。


このページでは、我が家が親子で夢中になった『MAJOR』について紹介させていただきます。ネタバレしないように気を付けて書いていますので、ご安心くださいね。このページをきっかけに『MAJOR』に興味を持っていただき、面白さを共有できたらうれしいです。




『MAJOR』連載開始は今から27年前・今読んでも面白い熱血スポ根漫画


野球漫画『MAJOR』。野球に興味がなくてもタイトルを一度は聞いたことがあるかもしれません。とても有名な漫画です。


『MAJOR』は、「週刊少年サンデー」で1994年33号より2010年32号まで(全747話)約16年間も連載されていました。単行本78巻に及ぶ長編野球漫画です。ちなみに、1巻の初版発行日は、1995年2月15日となっています。78巻となるとさすがに場所を取られるので、私は電子書籍で読みました。

 MAJOR(1) MAJOR (少年サンデーコミックス)


主人公が幼稚園のころ(吾郎・5歳から)始まり、小学校(リトルリーグ)、中学校(軟式野球)、高校(高校野球)、そしてプロ(マイナーリーグ→メジャーリーグ)へ。最終巻では、主人公が34歳となっています。主人公の半生を描いたドラマチックな長編一代記。連載開始の1994年は平成6年。連載時期に昭和はかぶってないのですが、がむしゃらに頑張っている主人公の姿が昭和の名作野球漫画の主人公たちと重なります。


作者は、満田拓也さん。『MAJOR』で、第41回小学館漫画賞(少年部門)、第2回サムライジャパン野球文学賞ベストナイン賞を受賞されています。

サムライジャパン野球文学賞大賞





メジャーリーガーあの田中将大選手も夢中になる『MAJOR』


私が、『MAJOR』を知ったのは、あるプロ野球選手のインタビューからでした。人気の野球漫画だけあって、プロ野球選手のなかでもファンが多いです。


調べてみたら、前田健太、桑田真澄、井川慶、岩村明憲、金子圭輔、山田哲人、江村将也、坂本勇人(敬称略させていただきます)などなど……多くの有名選手が『MAJOR』のファンということがわかりました


ちなみに、プロ野球選手が好きなスポーツ漫画ランキングでは、第2位に『MAJOR』が選ばれていました。気になる1位は「スラムダンク」。あー、スラムダンクにやられたかーって感じですが、「スラムダンク」なら仕方がないかもしれませんね。

発表!プロ野球選手が好きなスポーツ漫画ランキング



そして、なんとあの田中将大選手も、『MAJOR』のファンだとか!


田中将大選手と言えば、2021年に楽天イーグルスに復帰することが決まりましたね!!日本球界でプレーするのは、楽天を球団初のリーグ優勝と日本一に導いた平成25年以来、8年ぶりなんだそうです。田中選手と言えば、マウンドでの闘志むき出しの投球が、『MAJOR』の主人公・吾郎の姿と重なります。2021年はパリーグから目が離せそうもありません。

田中将大OFFICIAL WEBSITE




『メジャー』・小学生も大人も見始めると止まらなくなるアニメ


『MAJOR』連載10周年を記念して、アニメ化されています。アニメでは、カタカナ表記『メジャー』になるようです。

 メジャー 第1シリーズを観る (Amazon)

なんと、第1シリーズから、第6シリーズまであります。ストーリーは、細かいところは少し違うようですが、基本的に原作に沿って進んでいきます。


我が家では、アマゾンプライムで視聴したのですが、ボタン一つで簡単に次の回が見ることができます。便利ですが、続きが気になるところで終わるので、切りのいいところまでなんて思っていたら、止めるところがないということになってしまいました。最初は、第6シリーズまで長くて、大変!と思っていたのですが、内容が面白いので、飽きることがありません。親子で夢中になって、どんどん見てしまいます。これはまずい!ということで、子どもと相談し、1日2話まで!と決めました。


 途中、なんだか絵が変わった気がしたので、調べてみたら、途中からアニメ制作会社が変わっていたり、キャラクターデザイン担当の方が変わっていたりしていました。第1シリーズから、第6シリーズまで全部で154話ととても長いので、こういうこともあるのかもれませんね。細かいことなので、内容が面白いことには影響はありません。小学生のうちの子は全く気にしていませんでした。


アマゾンプライムでは、2008年に公開された映画『劇場版MAJOR メジャー 友情の一球(ウィニングショット)』も見ることもできます。第1シリーズと第2シリーズの間に当たる内容になっていますので、順番を気にされる方は、気を付けてください。もちろん、映画になっているだけあって、単独で見ても十分楽しめるようになっています。私たちはシリーズ全てを見終わってから、映画を見たのですが、「あの時にこんなことがあったのか〜」と十分楽しめました。

劇場版MAJOR/メジャー 友情の一球(ウィニングショット) (Amazon)



映画に加えて、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)である『メジャー -メッセージ-』、『MAJOR ワールドシリーズ編 夢の瞬間へ』も視聴することができました。順番としては、第6シリーズを見終わってから、『MAJOR ワールドシリーズ編 夢の瞬間へ』、そして、『メジャー -メッセージ-』を視聴すると時系列通りになります。

メジャー ワールドシリーズ編 夢の瞬間へ

メジャー メッセージ


それにしてもアマゾン、恐るべし。便利な世の中になったものです。チャンネル争いをしたり、ビデオテープで録画したり、レンタルしたり……全て、今は昔ですね。しかし、こういう風にエンターテインメントを気軽に消費できる時代だからこそ、ただ消費していくだけなんてもったいない。時間は無限ではありません。しっかり選んで、心から面白いと思ったり、感動したりできるものに、時間を使っていけたらいいなと思います。

後々まで「めっちゃ面白かったね!!」と親子で会話が弾む『メジャー』。おすすめです!




アニメ『メジャー』主題歌・おすすめ☆心に響くテーマソング


アニメ『メジャー』。うちの子が、主題歌にはまりました。

お気に入りは、「心絵」。第1シーズン、第6シーズンのオープニングテーマ、つまり最初と最後のシーズンのテーマとなります。タイトルの由来は、「メジャーという舞台の心得」、「みんなの心へ届いていてほしい」、「心の模様=心の絵」からきているそうです。


挫折を繰り返しながら、ひたすら夢に向かって進んでいく主人公を思わせる歌詞です。たくさんあるメジャー主題歌の中でも、代表曲と言える曲ではないでしょうか。バラードなので、歌詞がすんなりとはいってきます。

心絵 歌詞「ロードオブメジャー」


うちの子がノリノリ大絶叫で一緒に歌っていたのは、第4シーズンのオープニングテーマ「RISE」。さすが、日本のロックバンド「HOUND DOG」のボーカル・大友 康平さんが歌っているだけあって、熱量がすごいです。いい意味で、めちゃくちゃ男臭いというか、熱い熱い曲。

大友康平 RISE


実は、大友さんは、有名な野球愛好家だそうで、自身の地元・宮城県に誕生した東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブ名誉創立会員の会員No.1なんだそうです。大友さんの野球愛のこもった魂のロックンロール「RISE」。なんど聞いても気分が盛り上がります。
 

 ちなみに、私のお気に入りは、曲そのものではないのですが、オープニングが流れているときのアニメーション。吾郎が投げた後、その姿のままアニメのロゴに変わるところです。曲とアニメがあっていて、すごく盛り上がります↑↑。見てみたいと思われた方は、どのシーズンのオープニングか、アニメを見て探してみてくださいね。


アニメ『メジャー』には、それぞれのシーズンでオープニングテーマとエンディングテーマがありますので、自分のお気に入りの1曲を見つけてください。




『MAJOR』と『メジャー』・人気の理由とは?


『MAJOR』『メジャー』が面白いのは、主人公が野球バカで、野球に対しては、一切妥協せず、努力を惜しまないところだと思います。野球に限らずですが、何か一つのものに打ち込んでいる姿というのは、本当にかっこいいですよね。


しかし、かっこいいだけ主人公というわけではなく、粗野というか雑な性格でもあって、トラブルになってしまうことも。それでも、情に厚く、ストレートな性格のため、自分が間違ったと気づけば軌道修正し、対処していきます。また、自信家ですが、才能だけに頼らず、努力も怠らないという真面目なところもあります。長所と短所のギャップが魅力的なのかもしれませんね。


スポ根あるあるかもしれませんが、主人公が才能に恵まれていること以外、逆境です。生い立ちが複雑なのは本人のせいではありませんが、本人自ら厳しい道の方を選んでいくという性格もあって、いつもピンチです。それにもかかわらず、主人公の吾郎は、とにかくあきらめません。


また、そういう時に必ず出てくる、核心を突いた吾郎の強気な発言は、吾郎に対して反感を持っていたアンチ吾郎たちの心を一瞬で鷲づかみにしてしまうほどの強烈なインパクトを持っています。しかも、有言実行。ピンチの時ほど驚異的な力を発揮して、周囲を驚かせます。吾郎って強すぎて苦手〜とか、自分勝手じゃない?と思っていても、必ずノックアウトされます(笑)。


ストーリーの中でも、吾郎の闘志に感化され、チームメイト全員で困難を克服していきます。困難の克服、どん底からの復活、これらを通して、主人公もチームメイト、ライバルたちもどんどん成長していきます。


紹介のために、吾郎のインパクトのあるセリフをひとつだけ挙げておきます。

「できるかできないかじゃねぇ。男ならやるかやらねぇかのどっちかしかねぇだろ」


吾郎の他にも魅力的なキャラがたくさん。ライバルでもあり相棒でもある佐藤寿也。父の代わりでもあり、目標ともいえる存在のジョー・ギブソン。天才的な打撃力を誇るライバルのジョー・ギブソンJr.。女性の影がちょっと薄いですが、苦労しながら吾郎を大事に育てた継母・桃子さん、小学生からの同級生・清水さんがヒロインとして登場します。その他、個性的なキャラがたくさん出てくるのですが、あまり紹介すると、ネタバレになるのでこのくらいでやめておきます。


まだ読んでない方、視てない方で、少しでも興味があるとか、前から気になっていたという方は、ぜひ!『MAJOR』と『メジャー』で、「惚れてまうやろ〜」体験して、吾郎の闘志に感化されてください!



『MAJOR』続編『MAJOR 2nd』連載開始☆『MAJOR』連載開始から20年!


「週刊少年サンデー」2015年15号より続編『MAJOR 2nd』が連載を開始しました。2017年10月時点でシリーズ累計発行部数は5400万部を記録しているそうです。

 MAJOR 2nd(メジャーセカンド) (全21巻)


2010年に『MAJOR』の連載が完了していますので、中断時期が5年あるものの、足掛け27年。人気が高いことから考えると、おそらく30年以上に及ぶ超長編作にはなりそうですね。


『MAJOR 2nd』は、『MAJOR』の主人公・茂野吾郎の息子、大吾が主人公です。しかし、吾郎の息子なのに大吾はあまり父親に似ていません。共通するのは、野球が好きということのみ。とびぬけた野球の才能があるわけでもなく、強気な性格というわけでもありません。お金持ちだからか、がつがつしたところもありません。ゲームも好きだし、打たれたらへこむし……いたって普通の子という感じです。そして、父が偉大過ぎて、途中ちょっとやさぐれてしまいます。「天才を親に持つ、2世の苦しみ」ですね。しかし、さすがというか、やっぱり吾郎の息子。周りに恵まれたこともありますが、いろいろ悩んだり挫折したりしながらも前を向いて頑張っていきます。


『MAJOR 2nd』では、いわゆる普通の人がどんなプレーをすべきなのか、試合に勝つためにはどうすればよいのか、など、才能に恵まれない大吾だからこそ考えたり、経験したりする場面がたくさんあります。力技ではない頭脳プレー、野球のテクニックといったところでしょうか。また、野球がうまくなりたければどういう練習をすればよいのか、欠点を補う方法、秘訣などが具体的に盛り込まれており、これから野球を始めようと思っている初心者には、大いに勉強になります。


『MAJOR』とはまた違った視点で楽しめる『MAJOR 2nd』。これからの展開が楽しみです。



『MAJOR 2nd』誕生の秘密とは?


『MAJOR 2nd』では、『MAJOR』のキャラたちもたくさん登場しますので、その後の姿が知れて楽しいです。42歳になった吾郎も登場します。それから、相棒の佐藤寿也も重要人物として登場します。セカンドというだけあって、人物の焦点だけ吾郎から大吾に移ったという、まさに“続編”なんですね。


作者のインタビュー記事によると、やはり“もともと書きたい気持ちはあった”とのことでした。すぐにということではなかったそうですが、“二刀流に挑戦している大谷選手のような、マンガの先を行く現実の“怪物”を見て、触発され”『MAJOR 2nd』の連載が始まったということです。

MAJOR:続編誕生の裏に怪物・大谷


『MAJOR 2nd』は、『メジャーセカンド』としてアニメ化もされていて、アマゾンプライムで視聴できます。こちらの方も、基本的には原作に沿って作られているようです。

メジャーセカンドを観る (Amazon)


 吾郎は超人的でとてもかっこいいと思いましたが、悩んだり挫折したり、弱音を吐いたりしながら頑張っている大吾はとても人間らしくて、リアリティーがあるというか共感できるというか……感情移入してしまって、応援せずにはいられません。

野球が大好きな大吾がこれからどんな成長を見せてくれるのかとても楽しみにしています。




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