過ちを繰り返したくない、より良い方法を学びたい人へ

 


本には知識や経験が詰まっていると見ることができます。


同時代に生きている人でも、すでに過去の人物であっても、彼らが書き記した本には彼らが体験して得られたことや教訓、知識がたくさん書かれています。


先人たちがすでに経験したことをまとめた本を読むことによって、私たちは同じ過ちを犯さなくて済んだり、より整理されたスマートな方法を採用することで、うまく対処することができるようになるのではないかと思います。


ことわざの本はよい例でしょう。先人たちの経験や教訓が短い言葉として、凝縮されています。


松下幸之助の本やドラッカーなどのビジネス本を読めば、彼らがどのような事を考え、そして達成したかといった、仕事を進めていく上で役に立つ知識や考え方が得られることも多いと思います。


歴史の本を読めば、過去と比較しながら現在を見ることも可能です。歴史上の人物がとった行動などを参考にすることもできるでしょう。


寛政の改革や天保の改革などがどうして成功とはいえるものではなかったか、など教科書でさらっと習った知識をより深く学ぶと、時代の変化に逆行するような政策をとったり、理想論をかかげて現実を見ないような政策を実施した場合に、失敗してしまうといったことを学ぶことができます。


技術書や教養・学問のような本でも同様です。


たとえば、プログラミングを仕事としている私の話をすると、プログラミングはコンピューターが理解できる命令を組み合わせてプログラムを書いていきます。いろいろ注意する点があり、うまく書かないと後から書き直したりする作業がとても面倒になってしまう場合もよくあります。


このようなことを多くの先輩プログラマーが経験しています。そして、彼らが経験し、よりスマートで保守・拡張しやすいようなプログラムを書くときの設計パターンをまとめた本が出版されています。


この本は私たちプログラマーにとって非常に参考になるものであり、先輩たちの経験を活かしながら、仕事に利用しています。この設計パターンを使うことで、後から面倒な作業がなるべく発生しないように予め気をつけることができるというわけです。


また、数学や理科・物理などの学問としての本を読むことは、先人が発明・発見したことを網羅的かつ体系的に学ぶことができるものとして典型的でしょう。


なにか新しい物を作ろうとしたとき、一から新しい物理法則を自分で見つけ出すよりも、昔の科学者たちが発見して体系化してくれた法則を本から学び取って理解し、応用した方が早いです。



先人たちがすでにまとめてくれている本を読んで、より良い生き方ができればうれしいものです。




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