Kindle PaperwhiteとFire HDの違い どっちを選ぶ?


   


Amazonの電子書籍を読むための端末として、Kindle PaperwhiteとFire HDの2つがあります。両者は良く似ていますが、いろいろと機能が違っていてできることとできないことがあります。では、どちらを選べば良いのでしょうか?実際にKindle PaperwhiteとFire HD 8を比較してみましたので、その違いをご紹介します。



このページの内容
   

読書中心に使いたいならKindle Paperwhite、雑誌やマンガ、インターネットに動画なども楽しみたいならFire HDがおすすめ


私はKindle PaperwhiteもFire HDも両方とも持っていて、両端末ともよく使っています。その経験をもとにどっちを使うのが良いかというと、結論としては、小説やビジネス書などの文字中心の読書ならKindle Paperwhiteをおすすめします。


小説やビジネス書以外にもコミックや雑誌などの絵や写真が豊富に使われて、紙面のレイアウトがカチっと決まったものを読むのであれば、Fire HDがおすすめです。また、読書以外にもインターネットをしたり、Amazonの動画や音楽のサービス、ゲームなども楽しみたいということであれば、Fire HDが良いです。


また、読書を楽しみたいけど、電子機器は目が疲れるから、というのであればディスプレイのライトがとても優しいKindle Paperwhiteがおすすめです。


これが私の経験上からの結論なのですが、以下では比較するポイントを順番に見ていきたいと思います。



Kindle Paperwhiteは読書専用端末、Fire HDは総合タブレット


Kindle PaperwhiteとFire HDの端末の違いですが、まず、Kindle Paperwhiteは読書に特化した端末になっています。電子書籍を読んだり、購入するのがとても簡単にできます。メール機能はありません。LINEもできません。余計な通知機能がないので、読書に集中することができます。インターネットはできますが、動作はややもたつき感があります。白黒表示なので、写真や動画などを見るのには適していません。


一方でFire HDは読書ができるだけでなく、Amazonプライムビデオや音楽、ゲームなど、Amazonが提供するサービスがとても使いやすい作りになっているタブレット端末です。アプリの追加もできます。インターネットもサクサク快適に使用することができます。カラー表示ですので、動画や写真などを見るのにも適しています。





白黒かカラーか


Kindle Paperwhiteはカラーで表示されるのではなく白黒表示です。写真や多くの色が使われている雑誌などを見ても、白黒でしか表示されません。そのため、小説やビジネス書などの文字が中心の書籍を読むのに適しています。そして、下で紹介しているように、この白黒表示のディスプレイは目が疲れにくく、非常に目に優しいものになっています。

【Kindle Paperwhiteの画面】




一方でFire HDはフルカラーでの表示が可能です。インターネットをしても、画像や動画も鮮やかなカラーで楽しむことができます。

【Fire HD 8の画面】






大きさの比較


Kindle PaperwhiteとFire HD 8、そして文庫本の大きさを比較してみました。Kindle Paperwhiteは文庫本とほぼ同じくらいのサイズで、Fire HD 8は横幅はそれほど変わりませんが、縦方向の大きさが長くなります。




文庫本や新書、ビジネス書をよく読む人にとってはKindle Paperwhiteはしっくりなじむ大きさになると思います。

Fire HD 8は縦方向に長くなりますが、Fire HD 8のレビューページでも紹介しているように、Fire HD 8の大きさはハードカバーの本と同程度の大きさになりますので、読書がしにくいという印象はまったくありません。





目への優しさならKindle Paperwhite


2つの端末を比較した時に私が感じる一番大きな違いは、ディスプレイからの光です。

私は普段パソコンを使った仕事をしているので、目が疲れやすくなっています。それでも読書をしたいのですが、Kindle Paperwhiteのバックライトは目への負担がとても少なくて読書がとてもしやすいと感じています。


実際、紙の書籍よりも目に優しいのではないかと思っています。というのも、紙の書籍は文字の黒色と紙の白色のコントラストが強く、長時間読書をしていると目に文字が焼きついて残像が見えるときがあるのですが、Kindle Paperwhiteは黒と白のコントラストが抑えめで、とても目に優しいと感じています。


バックライトが目に優しいだけでなく、明るさの調整も可能です。初期設定でも十分に目に優しいと感じる人も多いと思いますが、私はさらに明るさをおさえて使っていて、目への負担をなるべく減らすようにしています。




また、紙の書籍では文字の大きさを変えることはできませんが、Kindle Paperwhiteであれば、文字の大きさを変えることが可能です。見やすい大きさに10段階ほど変えることが可能です。





Fire HD 8の方は一般的なディスプレイです。その点ではスマホやパソコンのディスプレイを見ているのと変わりません。ただその分、カラー表示が可能で、雑誌などの写真が豊富に使われている書籍を楽しむことができます。


もちろん、Fire HD 8の方も画面の明るさや文字の大きさを変えることができます。
また、背景色も変えることが可能です。黒の文字と白の背景以外にも選択できます。










小説やビジネス書などの読みやすさ


小説やビジネス書などの文字中心の書籍を表示するということに限っていうと、Kindle PaperwhiteでもFire HDでも文字の大きさも変えることができますし、基本的にはどちらでもあまり変わらないと思います。


ただ、目に優しい、持ち運びに便利ということであればKindle Paperwhiteの方に分があるように思います。バッテリーの持ちも長く、カバンに入れて通勤途中に読むことも簡単です。長時間読んでも疲れにくいですし、ちょうど文庫本サイズの大きさですので、違和感なく持つことができます。


実際、私も小説やビジネス書はKindle Paperwhiteで読んでいます。




マンガや雑誌の読みやすさ


マンガはレイアウトがカチッと決まっています。そのため、文字が多い漫画を読む場合、通常のKindle Paperwhiteだとピンチ操作で画面の拡大・縮小ができないので文字が読みづらく感じるかもしれません。Kindle Paperwhiteで漫画を読みたい場合には、Kindle paperwhiteマンガモデルというのがありますので、そちらを選択するのが良いでしょう。


対照的に、Fire HD 8は画面が広くなるので、文字が大きくなって読みやすくなります。ピンチ・ズーム操作は問題なくできますが、この操作をしなくても快適に読めることも多いでしょう。


【KIndle Paperwhiteでデスノートを読んでいるところ】



【Fire HD 8でデスノートを読んでいるところ】




Fire HD 8はカラー表示が可能ですので、下の写真のようにカラー版のコミックを読むこともできます。


【Fire HD 8でデスノート(カラー版)を読んでいるところ】




カラー表示のメリットとして大きいのは、雑誌を読むときです。雑誌は写真が豊富ですし、カラフルな文字で装飾が施されていることが多いので、カラー表示が可能なFire HD 8が適しています。


また、雑誌はレイアウトがカチッと決まっています。Kindle Paperwhiteでは1ページ分を表示した時にとても文字が小さくなってしまううえに、ピンチ・ズーム操作ができないためとても読みにくいです。しかし、Fire HD 8では雑誌でもピンチ・ズーム操作が問題なくできるため、少々文字が小さくても簡単に拡大して読むことができます。

【Fire HD 8で雑誌を読んでいるところ】





メモ機能の比較


Kindle やFire HDで読書をすることのメリットは、やはり大事な箇所やチェックしたい部分をマーキングできることにあります。マーキングは指でなぞるだけでOKです。紙の書籍だと蛍光ペンで書き込んだり、付箋を貼っていくと本がどんどん汚れていきますが、電子書籍であれば本は全く汚れないのがうれしいところですね。


チェックした箇所は自動的にまとめられて、後から一覧で見ることが可能です。読後に大事な箇所を再度確認したいときにとても便利で、読書によって得られた知識をしっかりと自分のものにするのに役立ちます。


マーキングは両端末でできるのですが、両者の違いは、1色だけでマーキングできるか、それとも4色のカラーを使い分けることができるかというところです。


Kindle Paperwhiteは白黒表示ですので、当然マーキングは1色のみになります。下の写真のようにグレーで表示されます。

[Kindle Paperwhiteでマーキングしているところ]



[Kindle Paperwhiteでマーキングした箇所の一覧を見ているところ]




一方で、Fire HD 8の方は下の写真のように色を使い分けることができます。特に大事な箇所は赤色、実践してみたいことは黄色などというように自分なりのルールを決めてマークしてみると面白いと思います。





[Fire HD 8でマーキングした箇所の一覧を見ているところ]






辞書機能は同じ


辞書機能は、Kindle PaperwhiteにもFire HD 8にも搭載されています。見た目もあまり変わりません。


わからない言葉が出てきたときに、その言葉を指でなぞると辞書がポップアップ表示されます。いちいち紙の辞書を引く手間がなく、1秒もかからずに表示されるので、とてもお手軽です。







読み上げ機能はFire HDにしかない


読書するときの大きな違いとして、Fire HDには読み上げ機能が搭載されています。Kindle Paperwhiteには搭載されていません。電子書籍が読み上げ機能に対応している必要がありますが、本の内容を耳で聞くことができるようになります。


車を運転しながら本の内容を耳で聞くことができるようになります。運転の時間を有効に活用できるだけでなく、安全にも配慮できます。また、目で読まなくてもいいので、通勤途中や空き時間などに、音楽を聞く感覚で読書を進めることができるのも大きなメリットです。


また、読み上げ機能がある電子書籍は、とくに英語など海外のものが豊富に揃っています。英語学習をする人は、本の内容を耳で聞くことによってリスニングの勉強にもなります。




バッテリーの持続時間


バッテリーの持続時間はKindle Paperwhiteが数週間程度、Fire HDは12時間程度あります。


一度充電すると、数週間は何もしなくてもいいKindle Paperwhiteはとても楽ちんです。カバンに入れっぱなしでも問題ありません。持ち運びにも便利ですし、面倒くさがり屋の人にとっても、とてもいいのではないでしょうか。



詳細はこちら → Kindle Paperwhite

詳細はこちら → Fire HD 8 タブレット




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